“家の中にも靴で入る”、“お風呂よりシャワーがメイン”など、日本と海外では、生活様式が異なることはみなさんご存じですよね。オーストラリアでの生活も、日本の生活とは異なることが多くあります。私は現在、在豪9年目で慣れてしまい、驚かないことも増えましたが、こちらに来た当初は「え?なんで?!」と思うことがたくさんありました。
今回は、そんな驚き情報の中でも、私が1番衝撃だったことをオーストラリア人の特徴と、お店の特徴に絞ってお伝えします!
なんでなの?オーストラリア人!
早起き大好き!
オーストラリアの人は、早起きで朝からビーチ沿いや公園をジョギングしたり、仕事前にサーフィンやジムに行く人がたくさんいます。
日本でもいまは“朝活”として早起きし、朝の時間を楽しもうとしている人が増えていますよね。それぞれ理由は異なりますが、オーストラリアの生活は、自然が身近なこともあり、朝日と共に起き、朝のおいしい空気を吸って目を覚まし、一日を有効活用しているようです。
日本では夜型だった私には、理解するまでに時間がかかりましたが、友人は「朝の静かな空気感が好き」と言っていました。
朝のフレッシュな空気がいいね!
オーストラリアに来たら、みなさんも早く起きて、オーストラリアならではの時間の過ごし方をしてみてはいかがですか?
どこでもはだしで行くよ!
これは本当に驚きました!
海で泳いだ後に、ビーチをはだしのまま歩き、そのまま近くのスーパーにも入っていく人。「ビーチに上がったそのままで効率がいいのかな」とも思いましたが、「汚い、、、ビーチサン履けばいいいじゃん!」という思いの方が強く残りながら見ていたのを覚えています。
しかし、さらに驚いたのは、街の方に引っ越してから!ビーチやプールなんて近くにないのにも関わらず、家からはだしで買い物に来る人達を、今でもお店で必ず1人は見かけます。
どんな感覚なんだろう。。。と今でも不思議です。
外が大好き!
オーストラリアのカフェやレストランで食事をするとき、室内席よりも外のテラス席が埋まっていることの方が多いです。それほどオーストラリア人は、外で食事をすることが大好きなのです!
オーストラリアは、基本天気が良く、私の住むクイーンズランド州は、サンシャインステイトと呼ばれるほど晴れの日が多いです。
そのため、公園でピクニックやBBQをしたり、誕生日パーティーをしたり。ホームパーティーも庭やベランダを開放してすることが主流です。
私が、タスマニア州に住んでいた時に参加したパーティーも、夜の寒い日でしたが外での開催でした!
傘をささない
オーストラリア人は、雨が降ってきても、多少の雨では、傘をささない人が多いです!小雨ならともかく、しっかり降っていてもささない強者も!雨宿りをしたり、かばんや上着で頭を覆うこともなく“何事もなかったかのように普通に歩き続ける”それがオーストラリア流!のようです。
私の家族が日本から遊びに来たときも、シドニーのダーリンハーバーを歩いていると、雨が降り出しました。私たちは、急いでかばんの中から折り畳み傘を出して備えましたが、ふと周りを見ると「あれ?誰もさしていない!」
日本から来ていた私の家族はとても驚いていました。
なんでなの?オーストラリアのお店!
会計前に食べてもOK!
オーストラリアのスーパーマーケットで買い物をしていると、子どもたちが専用の棚からフルーツをとって食べていることがあります。これは、オーストラリアの2大スーパーWoolworthsとColesで行われている Free Fruits For Kidsプログラムで、子どもたちの健康的な食生活を促すために行われています。(Free Furits For Kids の名前はWoolworthsより)
With 41% of children aged 4 – 8 not receiving their daily recommended intake of one and a half servings of fruit 1,2, the national program is aimed at helping get more fruit into kids diets.
Offering apples, bananas, and pears and mandarins when in season, Woolworths estimates more than 14,000 tonnes of free fruit have been eaten by kids since the program launched – the equivalent to filling more than six Olympic sized swimming pools.
4-8歳の子どもの41%が、推奨されている1日に必要な果物の量(1.5サーヴ)を摂取できていない。オーストラリアのプログラムでは、このような子どもたちの食生活を手助けすることを目標とされている。
Woolworthsでは、Free Fruits For Kidsプログラムが始まって以来、約14,000トンの果物(6個以上のオリンピック用プール満杯分)が子どもたちに食された。
Woolworths celebrates as Free Fruit for Kids hits 100 million milestone (woolworthsgroup.com.au)
しかし、さらなる驚きは、子どもたちだけではなく大人も支払い前にフルーツや、おかしを口にしているということ!
さすがに“リンゴやバナナをまるごと”という場面を私は見かけたことがありませんが、ブドウやデーツなど、粒の小さいものを一粒口にして、味を見てから買うのを決めているようです。
また、袋菓子を買い物中に食べ始める人もいます。レジに行ったときには、袋はすでに空っぽなこともありますが「お金は払うんだから、いつ食べたっていいでしょ。」というのがオーストラリア人流な考え。理にかなっているような気もしますが、私はまだ9年経っても、オーストラリア人になりきれないことの1つです。(一部の人の行為で、法的に認められているわけではないので、もしやってみたいという方は、自己判断でお願いします。)
閉店時間が早すぎる!
オーストラリアの夜は静かです。地域や店舗によって異なりますが、平日のショッピングセンターや、スーパーマーケットは、午後5時には閉店してしまいます。週末も、午前中のみ営業または休みというお店も多いです。
カフェは朝早いところでは5:30頃からオープンし、午後3時頃には閉まってしまいます。
そのため、仕事をしているとなかなか買い物に行くタイミングがなく困ってしまうことも。でも安心してください‼
毎週木曜日はショッピングデーと言って、いつも早く閉まってしまうお店も夜9時まで営業しています。
日本のように「明日あれが必要なんだ!」と思い立ったら買いに行けるなんてことはできないので、忘れ物には気を付けてくださいね。
レストランやパブは、平日でも遅くまでやっているから大丈夫だよ。
来豪当初は不便に感じていましたが、今ではそれが当たり前なので、計画的に買い物をして、そこまで気にならなくなりました。遅くまで働く必要もなく、省エネにもなるので、今はこの文化が好きです。
セール品が毎週変わる
オーストラリアのスーパーマーケットでは、安くなる商品が毎週変わります。20%オフになるものや、半額になるものも!
そのため、セールの時を狙って大量買いをしておく人も多くいます。毎週水曜日にセール品が変わるので、要チェックです!
まとめ
今回は、私がオーストラリアに来た当初、とても驚いたオーストラリアの文化を紹介しました。
共通して言えることは、オーストラリア人は自然が好きで、固定概念にとらわれず自由に生きる!ということ。
そんなおおらかな文化での生活は、とてもリラックスして今では過ごしやすく感じます。この違いを「なんでなの!?」と拒否反応を示すか「おもしろい!」と受け入れるかはあなた次第です。
みなさんも、オーストラリアに来たら「あれって本当だったんだ。。」と驚くこと間違いなし!ぜひ、同じような場面を見つけたら、コメント欄で教えてくださいね!
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