【これだけは押さえて!】オーストラリアで働く前に知りたいこと7選

ワーキングホリデーや留学で、オーストラリアへ来るあなたにとって“現地で仕事をみつけ、お金を稼ぐこと”は1つの大きな目的ではないでしょうか?

しかし、国が違えば働き方や、働くうえで必要な条件も異なり、不安に感じている方も多いはず。

私もオーストラリアに来てすぐの頃は、分からないことが多く、周りの友人に聞いたり、検索することに時間を費やしたりしていました。でも、この記事を見ているあなたは大丈夫!同じ不安を経験した私が、7つに選りすぐった【働く前に知っておくべき情報】をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!

目次

1.働けるビザ

オーストラリアで働くには、就労可能なビザが必要です。ビザの種類は、とても細かく分けられていますが、ここでは、主に3つの主要なビザについて説明します。日本人のあなたなら、これらのどれかを持っていれば働くことができます。

オーストラリアで働くことを予定しているあなたは就労に適したビザを取得してから入国しましょう。

観光ビザで入国する人は、働けないよ。万が一、観光ビザで働いていたり、適したビザを保有していない場合には、違法就労となり高額の罰金を求められたり、強制帰国、再入国の制限を求められたりすることもあるから絶対にしないでね!

①ワーキングホリデービザ

労働時間に制限がなく、いつでもどこでも働けます。
ただし、同じ雇用主の元で働けるのは、最長6か月間です。

②学生ビザ

2週間で40時間働くことができます。

基本、20時間/週×2週間とすることが多いですが、雇用主との話し合いの元で週の時間数を決めることもできます。

また、1週目に体調を崩し、20時間働けなかった場合、2週目は20時間以上働きたいと雇用主に交渉することもできます。

現在は、パンデミックによる措置により、時間制限無しで働けます(2022年1月より)

2023年7月1日から新しいルールが適用されることが決まっており、2週間で48時間働けるようになるよ!

もうすぐ、ワーキングホリデービザが切れるので、学生ビザに切り替えようと考えている方は、押さえておくと良いですね!

③就労ビザ

企業や雇用主にスポンサーとなってもらい働くときや、日本で就職しながらオーストラリアに転勤となった際に使うビザです。

スポンサーとは、ワーキングホリデー中に働いた企業や雇用主から、自分のもつ技術を気に入ってもらい「ビザが切れた後も働いてほしい!」とオファーを受けた時などに、ビザをサポートしてもらうことだよ。

仕事が決まったと同時に、雇用主からビザのコピーやパスポートの提出を求められるので、用意しておくと良いですよ。

ビザの期限が切れていないか、保有しているビザの労働条件をしっかりと確認しておきましょう。

2.雇用形態

日本では、正社員やパート、学生バイトや派遣社員など、異なる雇用形態で働く人が同じ会社で働いています。

オーストラリアにも、3つの異なる形態があります。

①カジュアル(Casual)

一定期間雇用される保障や、有給休暇、最低勤務時間の保障がありません。

不安定な労働条件である代わりに、最低時給が他の雇用形態よりも25%高く設定されます。

主にワーキングホリデーの方は、カジュアルで雇われることが多いです。

②パートタイム(Part time)

通常、1週間に38時間未満の勤務が、無期限または期限をもって保障される働き方です。

特に一日の最低労働時間の決まりはありませんが、雇用主との契約によって変わることもあるので、契約書を交わす前に、直接確認をしましょう。

≪有給休暇≫日数は、勤務時間により算出

有休の名前どんなときに?どれだけもらえる?
Annual Leaveホリデーを取りたいとき通常、普段の時給より17.5%上乗せ
Personal Leave:
Sick and Carer’s Leave
体調不良や個人的な理由で欠勤するとき普段の時給と同じ
有休の種類(パートタイムワーカー)

契約で決められた勤務日が祝日と重なる日は、仕事は休みでも給料が支払われます。

③フルタイム(Full time)

通常、1週間に38時間の勤務が保障される正社員です。

≪有給休暇≫

有休の名前どんなときに?どれだけもらえる?
Annual Leaveホリデーを取りたいとき
(4週間/年)
通常、普段の時給より17.5%上乗せ
Personal Leave
(Sick and Carer’s Leave)
体調不良や個人的な理由で欠勤するとき
(10日/年)
普段の時給と同じ
有休の種類(フルタイムワーカー)

パートタイム同様、契約で決められた勤務日が祝日だと、仕事は休みでも給料が支払われるよ。

3. 仕事の探し方

①オンラインで検索

職種や条件によって、覗いてみると良いサイトは異なりますが、以下のサイトを参考にしてみてください。

Facebookのコミュニティー(ファームジョブ、ホスピタリティー、オペア、日系企業など)

日豪プレス/JAMS.TV (日系企業など)

・就職情報サイトSeek、Indeed:オーストラリア人も利用するサイト(すべての職種)

Gumtree (ローカルのカフェ、ベビーシッター、クリーナーなど)

②エージェントを利用

特にファームで働く際は、現地のハーベストオフィス(Harvest Office)で名前や電話番号を登録すると、地域のファーム内でポジションの空きがあるときに、連絡をくれます。

また、職種によって派遣社員のように仕事を紹介してくれるエージェントもあります。(保育士や看護師など)

③ジャンピング

カフェやレストラン、各種店舗やファームにレジュメ(履歴書)を持って、直接出向き、仕事があるか聞くことです。

ただし、ファームの場合は履歴書は必要ないことがほとんどです。

私も、ファームやレストランの仕事は、ジャンピングをしてゲットしました!

④友人・知人からの紹介

オーストラリアでの仕事探しに欠かせないのは、コネクションです。特にビザを持って働く人の多いお店や、ファームでは、雇用主も、全く知らない人を雇うよりも、すでに働いている人の推薦で雇う方が安心だからと聞きました。オーストラリア人も、友だちや知り合いの紹介で働き始めることが良くあります。

私の友人は、よく行く公園で顔見知りになったおばちゃんと、よく話すようになった頃、仕事を紹介してもらっていました。

ぼくの友人は、いつもよく行くパブで、仲良くなった人たちから仕事を紹介してもらい、とてもハッピーに働いていたよ!ただし、お酒の入っている場では、怪しい仕事の勧誘もあるので、くれぐれも気を付けてね!

⑤バックパッカーズ(宿泊施設)

バックパッカー、バッパーと略して呼ばれる宿では、仕事の斡旋をしていることが多いです。

特にファームのある地域では、ファームのオーナーが人手の必要な時に、バッパーのオーナーと連絡を共有したり、宿内のNotice Board(掲示板)に広告を貼って興味のある人を募ることがあります。

宿が決まったら、オーナーに“仕事を探していることや、どんな仕事を希望なのか”など伝えておくと良いですよ。

4. 給料

①最低賃金

働く条件によって変わりますが、全国最低賃金は、$21.38/時間 または $812.60/週です。(2023年4月7日現在)

As of 1 July 2022 the National Minimum Wage is $21.38 per hour or $812.60 per week.

Minimum wages – Fair Work Ombudsman

≪変動に伴う条件≫

・職種   

・雇用形態

・経験年数

・資格の有無

・資格を取ってからの年数

・年齢

・仕事内容

②時給制、歩合制(Hourly Pay、 Contract Pay)

特に、ファームでの仕事には、時給制で雇われるファームと、歩合制で雇われるファームとあります。

どちらを取り入れているか、働き始める前にしっかりと確認をしましょう。

時給制 Hourly Pay1時間働いたら、〇ドル
歩合制 Contract Pay△㎏または、△箱摘んだら、〇ドル
時給制と歩合制の違い

特にピッキング(収穫)やパッキング(箱詰め)の仕事で歩合制を取り入れることが多いよ。仕事が早い人に向いているね!

傷がつきやすい野菜や果物などのファームでは、収穫したものを雑に扱われることがないよう、時給制を取り入れることが多いです。

③特別レート(Penalty Rates)

週末や祝日早朝や夜間に働くとき、または残業をしたときに、時給が普段よりも高くなります。

雇用主によっては、特別レートを採用していないこともあります。契約時にしっかりと確認をしましょう。

私の彼に「日本では週末に働いても給料は同じだったなぁ。あがっても50円くらい。」と話したら「人生は仕事のためにあるものではないからね!家族や大切な人との時間を犠牲にしているんだもの、これくらいもらえて当然だよ」と言われました。さすが、オージーの考え方は違います!

5. 働くときに必要な物、用意するもの

①履歴書

レジュメと呼ばれ、本人の基本情報・経験・資格・ボランティア経験などを記入します。

日本の履歴書と違い、同じ分野の経験についてのみ書くと良いです。しかし、初めての職種にチャレンジする際には、異業種での経験から“どんなことを学んだか、どんな点を活かすことができるか”などを書くと良いでしょう。

例:美容師からレストランへ就職希望→美容師で培った接客技術やマナーは優れている点

 :会社員からクリーナーへ就職希望→タイムマネジメントに長けており、期限や時間を守ることができる点

また、カバーレターという、レジュメの表紙を求められることがあります。熱意やアピールポイント、どれだけ貴重な人材であるかを短い文章で書きます。

②タックスファイルナンバー(Tax File Number)

納税者番号のことで、所得税を納めたり、タックスリターン(確定申告)をする際に使います。

オーストラリアで働く人は、必ず必要な番号で、1度作ると、一生同じ番号を使うよ。ビザのタイプが変わってもこの番号はずーっと一緒!

申請用紙は、たいていの場合、就職が決まったと同時に雇用主からもらえます。また、税務局の公式サイトからもダウンロードが可能です。

③スーパーアニュエーション情報(Superannuation Fund Details)

スーパーアニュエーションとは、確定拠出年金制度のことで、オーストラリアで働く人は、必ず必要なアカウントです。

銀行口座のように、各スーパーアニュエーション会社にアカウントを作ります。そのアカウント情報(会社名、アカウント番号など)を雇用主に伝えましょう。

オーストラリアの年金制度は、雇用主が給料の10.5%の額を給料に上乗せして支払うことが、義務付けられています。

スーパーアニュエーション会社はたくさんあります。それぞれの条件や利率など様々ですので、よく調べ、雇用主や現地の人、税理士がおすすめするものを選びましょう。

④専門職資格

職種や仕事内容によって、必要な資格がないと働けないものがあります。

例:

資格の名前必要な職種
RSA(Responsible Service of Alcohol)アルコール提供をする職種
(バーテンダー、レストランなど)
Working with Children Check子どもと関わる職種
(ベビーシッター、保育士、スポーツコーチなど)
Drivers License運転免許、大型トラックやバイクなどを運転する職種
(飲食店のデリバリー、トラック運転手など)
White Card建築、建設現場で働く職種
(大工、道路工事、コンクリート製造など)

これらは、必要な資格の一部です。州によって、名前の異なるものや、受けなければいけない講習が変わるものもあります。事前に確認をしましょう。

6.休憩時間

職種によって異なりますが、一定の時間働くと、最低30分の食事休憩が保障されます。(だいたい、5時間の労働で30分休憩)

この休憩時間中は、給料が発生しません。

加えて、10-15分程度の休憩も保障される職種があります。この場合、休憩中も給料が発生します。

こちらは雇用主によって、提供されない場合もあります。

短時間休憩のことを、モーニングティー、アフタヌーンティー休憩と呼ぶよ。ファームではSumoko(スモーコー)と呼ばれる有給の15分休憩が午前と午後にあったよ。タバコ休憩から由来しているのかな?

労働者の働きやすさが大切にされるオーストラリア。休憩中は、仕事ときっちり区別して休むことを求められます。

日本で保育士だった私が、休憩中に帳面を書いたり、作業をしたりしていたなんてことは、本人の承諾がない限り、オーストラリアではほぼ発生しません。

7.トライアル

面接が合格すると、トライアルと呼ばれる実践お試しをする場合があります。職種によって、時間数や内容は異なりますが、英語の実力を見られたり、カフェやレストランの仕事では、シェフやウエイター、バリスタとして、どれだけの実力があるかを見られたりします。

トライアルを通して、雇用主は、募集をしているポジションにこの人は適しているかを判断します。即戦力重視のオーストラリアならではの仕組みです。面接の後に「このあと時間ある?」と、すぐにトライアルが行われることもあります。

私は、ファームの仕事をしたときも、トライアルがありました。

トライアルは、無給で行っても良いことが雇用主側に認められています。しかし、その場合は短時間である必要があります。トライアルでの仕事ぶりを気に入ってもらい、雇用が決まると、トライアルをした時間分の給料を、後日支払ってもらえることもあります。

トライアルという名目で、何日も無給で働かされる、悪質な雇用主とのトラブルも起きているよ。通常、無給でのトライアルは、1時間弱~半日のことが多いから、おかしいと思ったら、雇用主や周りの人に話をしてね。

トライアルをすることが決まったら、時間数や、給料の有無をしっかりと確認しましょう

まとめ

今回は「オーストラリアで仕事を始める前に知っておきたい情報」を7つに絞って紹介しました。

職種や雇用主によって、異なることも多くありますが、気になることは必ず契約書を交わす前に確認しましょう。

あなたのオーストラリアでの生活が、充実したものになりますように!

引用、参考資料:FairWork, EZY TAX SOLUTIONS

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