英語圏で、自然が多く、比較的安全と言われるオーストラリア。「ワーホリや短期留学にいきたいな」、「旅行を考えているんだけど」という方も多いはず。
オーストラリアへの渡航を考えているあなたへ、在豪9年目の私が【これだけ知っておけばとりあえず大丈夫!】という情報を6つ集めました。
まだオーストラリアについて何も知らないというあなたに、今からでも間に合う基本情報をお伝えします!
1.オーストラリアってどこ?
オーストラリアは、下の地図を見てわかるように、日本からまっすぐ下へ。南半球にあるとても大きな大陸です。
各州と主要都市
オーストラリアは、1つの首都特別地区と、1つの準州、6つの州から成る国です。地図と共に見てみましょう。
特別地区、州 (英語表記:英語での省略表記) | 州都 (英語表記) | |
① | オーストラリア首都特別区 (Australian Capital Territory: ACT) | キャンベラ(Canberra) |
② | ノーザンテリトリー準州 (Northan Territory: NT) | ダーウィン(Darwin) |
③ | クイーンズランド州 (Queensland: QLD) | ブリスベン(Brisbane) |
④ | ニューサウスウェールズ州 (New South Wales: NSW) | シドニー(Sydney) |
⑤ | ヴィクトリア州 (Victoria: VIC) | メルボルン(Melbourne) |
⑥ | タスマニア州 (Tasmania: TAS) | ホバート(Hobart) |
⑦ | サウスオーストラリア州 (South Australia: SA) | アデレード(Adelaide) |
⑧ | ウエスタンオーストラリア州 (Western Australia: WA) | パース(Perth) |
各州は、表内にもある省略表記で示されることが多いので、覚えておくと良いですよ!
2.気候
オーストラリアは、南半球にあるため、季節は日本とは逆です。
日本が夏の頃にはオーストラリアは冬。
日本が冬の頃にオーストラリアは夏を迎えます。
1年を通して比較的過ごしやすい気候ですが、国土が広いため同じ季節でも都市によって気温が異なります。
また、日本の場合、北へ行くほど寒い地域になりますが、オーストラリアは南半球にあるため、
北へ行くほど暑い地域になり、
南へ行くほど寒い地域になります。
3.日本との時差
基本の時差
日本との時差は東部(QLD、NSW、VIC、ACT)、中央部(NT、SA)、西部(WA)のエリアで異なります。
東部 | 日本より1時間はやい |
中央部 | 日本より30分はやい |
西部 | 日本より1時間おそい |
オーストラリアと日本は、前述のとおり日本からほぼ真南に位置するため、時差が少ないです。
これもまた、オーストラリアの良いところ!日本の家族や友だちとの連絡も、時間を気にする必要がありません。
サマータイム(Daylight Saving Time)
オーストラリアでは、サマータイム*が採用されている州があり、夏の時期(10月第1日曜日から4月第1日曜日の6ヶ月)にさらに1時間時計の針を早めます。*こちらでは、デイライトセービングと言います。
サマータイム期間中の日本との時差
東部 (QLDを除く) | 日本より2時間はやい (QLDは1時間早いまま) |
中央部 (NTを除く) | 日本より1時間30分はやい (NTは30分早いまま) |
西部 | サマータイムなし (日本より1時間遅いまま) |
サマータイムは州によって決めることができるためQLD、NT、WAは採用していません。
滞在中に他州へ移動する際には、フライト発着時間など、気を付けてくださいね!
4.通貨
オーストラリアの通貨は オーストラリアドル(AUD)です。
$1と表記します(1ドル=87.52円 2023年3月20日現在)
紙幣には100ドル札、50ドル札、20ドル札、10ドル札、5ドル札があり、
硬貨には、2ドルコイン、1ドルコイン、50セントコイン、20セントコイン、10セントコイン、5セントコインがあります。
オーストラリアの紙幣はとてもカラフルで、世界で初めてのポリマー製(プラスチックの必須構成成分)を導入しています。
そのため、誤ってポケットに入れたまま洗濯をしてしまった!といった時でも安心です!
5.運転をするには?
海外で運転するのはルールの違いが多く、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
安心してください!オーストラリアは日本と同じく左側走行なので、ハンドルも右側です。
運転免許証は、日本の免許証を翻訳して使う、国際免許証を使う、オーストラリアの免許証を取得して使う3つの方法があります。滞在期間によって選択しましょう。
6.お酒は飲める?
オーストラリア人はワインやビール、お酒を飲むのが大好きな国民性です。地域によってオリジナルなものも多いので、ワーキングホリデーや留学、旅行中に、少しお酒をたしなむのも滞在中の楽しみのひとつですよね。
オーストラリアでは、州によって飲酒に関する法律は異なりますが、どこの州でも18歳から飲酒が認められています。
ただし、公共の場(ビーチや道路、公園や駅など)での飲酒は禁止されているので、海沿いでBBQをするときや、酒屋さんで購入したものを帰宅途中に飲むということはくれぐれもしないように気を付けてください!
まとめ
今回は、渡航前にとりあえず知っておきたい!オーストラリアの基本情報を6つに絞って紹介しました。
オーストラリアは南半球に位置するため、季節が日本とは逆ですが、時差も運転の心配も少なく、日本人には比較的住みやすい国だと思います。
これからも、オーストラリア情報を掲載していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
みなさんのオーストラリア滞在が楽しいものになりますように!
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